【小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>】最終回は12月10日までです。そして、不採択される申請書の特徴とは。

こんにちは、株式会社サークル・ウィン 山本有紗です。

今回はコロナ特別対応型の補助金に関して、ご案内させていただきます。

ホームページやチラシの作成等、販売促進に使えるとても使い勝手の良い補助金である

【小規模事業者持続化補助金】。通常は<一般型>しかありませんでしたが、

もらえる金額が増える<コロナ特別対応型>が、今年から募集しました。

10月2日(金)で、 <コロナ特別対応型>は終わったと思っていましたが、

最後の募集がはじまりました。締切は12月10日(木)になります。
公募要領には「第5回受付締切が最終受付となります」と書いていましたので、

本当に今回が最後になります。

第1回、第2回は採択率が80%を超えておりましたが、

第3回は33%と審査が厳しくなりました。おそらく第4回も同じ採択率になるかと思われます。

さて、第3回で不採択になった事業主様の申請書を拝見いたしますと、

同じような特徴が挙げられます。

1 公募要項の基礎審査、加点審査通りに書いていない
  →公募要項P48に審査の観点という箇所がありますが、この審査の観点をベースに審査員は審査をします。第1回、第2回は若干緩めではありましたが、第3回から厳格にこの審査の観点を遵守されたと思われますので、ここを吟味する必要があります。

2 ほぼ記入例を参考に1ページないしは2ページしか書いていない
  →審査の観点の箇所に自社の経営状況分析の妥当性、経営方針・目標と今後のプランの適切性、補助事業計画の有効性などを記入するように書いてあります。これらを書いていけば、1~2ページで終えることはできません。必然的に5枚以上にはなりますが、今回は最大5枚までとあることから、5枚は書いていきましょう。

3 販路開拓の取組になっていない
→結論から言えば、本補助金の取組によって集客、売上アップが果たされなければなりません。新商品開発をするのであれば、どれくらい売れるのかなどの売上計画が示されていなければならないのです。また、内装費で補助事業を行うのであれば、改装をすることでどれくらい集客ができるかも論理的に示さなければならないのです。売上目標、今後のプランなどは必須の項目となります。

4 コロナ型の3つの取組の理由が不明確である。
 →(1)サプライチェーンの毀損への対応、(2)非対面型ビジネスモデルへの転換
(3)テレワーク環境の整備が今回は必須になっています。しかしながら、1、2,3と補助事業との関係性がきちんと整理されていないケースが多々あります。この3つの取組との関係性を明確にしたストーリーを作っていきましょう。

 

小規模事業持続化補助金とは、

1. <コロナ特別対応型>は最大200万円もらえます
小規模事業者持続化補助金<一般型>の場合、「一般枠」+「事業再開枠」+「追加対策枠」合わせて最大150万円もらえますが、小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>の場合は、「コロナ特別枠」+「事業再開枠」+「追加対策枠」合わせて最大200万円もらえます。

2.「コロナ特別枠」(上限100万円)について
「コロナ特別枠」(上限100万円を使うためには、補助対象経費の6分の1以上が、以下のいずれかの要件に合致する投資であることが必要です。残りは、通常の販売促進関係に利用しても構いません。
(1)サプライチェーンの毀損への対応
顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を行うこと
(2)非対面型ビジネスモデルへの転換
非対面・遠隔でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資を行うこと
(3)テレワーク環境の整備
従業員等がテレワークを実践できるような環境を整備すること

【小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>】の詳細については、下記サイトをご参照願います。

   商工会議所管轄先: https://r2.jizokukahojokin.info/corona/
   商工会管轄先   : https://www.shokokai.or.jp/jizokuka_t/

ご興味有りましたらご連絡ください。

それでは失礼致します。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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