中高年であるからこそ、伸びていく能力とは?

中高年が伸ばしていく能力は 「結晶性能力」!

この結晶性能力とは、長年の知識と経験によって 伸びていく能力です。

通常、脳の働きは20歳をピークに低下していきますが、

この結晶性能力だけは 少しずつ成長するのだそうです。

この結晶性能力とは、たとえば、 うまくいかなかったときの分析や原因を きちんと認識できたり、

またはさもよさそうな話ではあるが、 なんとなくうまくいかないだろうな、

と察知する能力でもあるそうです。

いわゆる経験値といったものかもしれません。

 

よくよく考えてみると、目上の人からの話で的外れというのはあまりなかったような気がします。

単にこちら側が素直で、謙虚な姿勢がなかったので、 うるさく感じていましたが、

多くの目上の方々は この結晶性能力を発揮していただいていたのですね。

 

ただ、この結晶性能力も慢心すると、すぐ停止するようですので、時には自分の弱さや過ちも受け入れ、

謙虚に学び続ける、という意識は必要なようです。

そういった謙虚な学ぶ姿勢は年齢に関係なく、 脳の神経システムが動き、

思考力やコミュニケーション能力が伸びていくのだそうです。

しかし、同時に年齢を増すと、新しいことを勉強することに億劫になりがちで、

これも医学的に証明されているようです。

すると、好奇心や柔軟性というのはなくなっていきますから、 何事にも、面倒だけど、

興味をもとうという意識をしないと老化というのは早まるのかもしれません。

 

これは何も中高年に限ったことではなくて、 思考することをやめたり、

自分の世界だけで物事を考えることは、若くても、老年なのかもしれません。

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