プレゼンテーションの基本

原稿を読んでいては絶対、人を口説けない   by 盛田 昭夫(ソニー創業者)

 

人を口説くときに原稿を見ないのと同じで、

原稿を見ながら説得力のあるスピーチができるはずがない、

というのが盛田さんの持論です。

そして、事前にきちっと練習をする。

秘書や周りの人に聞いてもらって、 言いたいことがちゃんと相手に伝えることができるかを

確認して本番に臨むのだそうです。

 

まさに、プレゼンは生の人間の心を伝えなければなりません。

生の人間の心とは伝えたいというその人の魂の叫び、又は想いでもあります。

その叫びはやはり口から言葉として出るのではなく、腹の底から言葉に魂が乗って出るのだと思います。

もちろん、原稿が不要というわけではなく、支離滅裂にならないように、確認原稿は必要でしょう。

ただ、本番ではできる限り原稿なしで、いくべきでしょう。

なぜなら、原稿を作ったときと実際のプレゼンの場の空気は同じではありません。

その空気を見てやはり臨機応変に変えることも多々あります。

そういう場合は原稿どおりにいくと、軌道修正ができなくなり、

しらー、となってしまうこともおこりかねません。

ですから、確認原稿はあくまでも伝えたいポイントだけをおさえるぐらいにして、

本番に望むことがよいのかもしれません。

言葉がうまいよりも、誠実さをアピールすることですね。

 

お読みいただきありがとうございました。

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