最低賃金引上げ発効×中小企業支援パッケージ&R8概算要求を読み解く&今から応募できる!補助金情報

2025年10月号

最低賃金引上げ発効×中小企業支援パッケージ&R8概算要求を読み解く&今から応募できる!補助金情報

  1. 【経営・財務】最低賃金引上げ×中小企業支援パッケージ

    今月発効の最低賃金引上げへ対応、各種補助金の要件緩和/優遇施策を活かす3か月実行計画

  2. 【経営・財務】R8年度概算要求を読み解く

    ★[価格転嫁][省力化・IT/セキュリティ][事業承継・M&A][GX他]のキーワードで重点をピックアップ

  3. キーワードで重点をピックアップ

    9月19日に中小企業省力化補助金第4回が公募開始!

【経営・財務】最低賃金引上げ発効×中小企業支援パッケージ

2025年度の全国加重平均は1,121円(+66円、+6.3%)と、各都道府県の答申を受け目安をさらに上回る結果となりました。例年通り今月発効見込みですが、大幅引き上げに伴う当面措置として「中小企業支援パッケージ」(各種補助金の対象拡大・要件緩和等)」が発表されました。賃上げの原資づくりとして、年内に活用の準備を進めましょう。

支援パッケージ概要

最低賃金引上げに対応する中小企業に対して、当面措置として補助金/助成金の優遇策等が発表されています。

実行スケジュールモデルプラン

賃上げ対策のテーマは、[賃上げ]×[価格転嫁]×[投資]をひとつのストーリーで作ること。年内に申請準備を固めて、来期の公募に備えましょう。

【経営・財務】令和8年度概算要求を読み解く

令和8年度予算概算要求が8月29日に公表されました。中小企業庁・経産省の概要より、来期の重点ポイントは

①価格転嫁 ②省力化・IT/セキュリティ ③事業承継・M&A ④GX等 となりそうです。

来期に向けた事前準備を具体的な年内のTODOに落とし込み、公募に備えましょう。

概算要求全体像:各重点ポイント×支援策

物価高や米国関税、構造的な人手不足など日本経済が抱える厳しい課題に直面する中小企業を支援するため、生産性向上や賃上げ、未来への投資を実現するための施策が盛り込まれています。

活用例:年内準備ロードマップ

 POINT 
補助金は【賃上げ目標・行動計画・宣言/認定・KPI】の一貫した準備が重要。概算要求で挙がった重点より、【賃上げ×価格転嫁×投資】を一体の戦略として描き、来期の初回公募に備えましょう。

今準備・応募できる!補助金まとめ

9月19日に最新回の公募が開始された中小企業省力化補助金では、単純な省力化や画一的な計画の排除を明示するなど、よりストーリー作りの重要性が増している傾向が見られます。

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