4月から続々と補助金、助成金の公募が始まりました

こんにちは、株式会社サークル・ウィン 山本有紗です。

令和4年度の目玉となる補助金、助成金をご案内したいと思います。

今回ご紹介させていただくのは以下の6つです。
①【事業復活支援金】
②【事業再構築補助金】
③【小規模事業者持続化補助金】
④【働き方改革推進支援助成金】
⑤【業務改善助成金】
⑥【キャリアアップ助成金】

補助金、助成金は4月、5月の春先からスタートし、
年度末に向けて徐々に公募が少なくなるのが通例です。

そのために、補助金、助成金情報をいち早くゲットし、
自社の売上アップや設備投資、新規事業に活用できる
補助金経営戦略を組み立てることが大切となります。

 

 


①【事業復活支援金】締切は令和4年5月31日

新型コロナウイルス感染症により事業活動に影響を受け、
売上が減少した中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む
個人事業者に対して、その影響を緩和して、
事業の継続・回復を支援するための事業復活支援金が給付されます。

 

【事業復活支援金の給付対象】

 事業復活支援金とは、新型コロナの影響で2021年11月~2022年3月の
 いずれかの月の売り上げが、前年か2年前の同じ月より30%以上減った
 中堅・中小・小規模事業者、フリーランス、個人事業者に対し、
 最大250万円を支給する支援金のことです。

 

【事業復活支援金の給付金額】

年間の売上高
 1億円未満の事業者:最大100万円
 5億円以上の事業者:最大250万円
 個人事業主:最大50万円

 ただし、売り上げが50%以上減少した場合、法人は最大250万円、
 個人事業主は最大50万円となりますが、
 売上減少が30%以上50%未満だった場合は、
 法人が最大150万円、個人事業主が最大30万円となります。

 

【必要書類】

1.確定申告書

2.売上台帳

3.本人確認書類の写し

4.通帳の写し

5.その他中小企業庁が必要と認める書類

6.事前確認支援機関への確認

※この事前確認支援機関は事務局へ提出する前に、
 政府が認定した機関への確認が必要になってきます。
 確認支援機関はホームページで検索することができますが、
 弊社が事前確認支援機関として登録しておりますので、
 必要な方はお問合せください。

 

【申請方法】

電子申請のみ

※必要に応じて電子申請に支障がある申請者の申請サポートを
 実施する予定となっています。

※事前にGビズIDの取得をしておいてください。

 

 


②【事業再構築補助金】

 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、
 当面の需要や売上の回復が期待し難い中、
 ウィズコロナ・ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために
 新分野展開、業態 転換、事業・業種転換、事業再編又は
 これらの取組を通じた規模の拡大等、思い切った事業再構築に
 意欲を有する中小企業等の挑戦を支援することで、
 日本経済の構造転換を促すことを目的とします。

 

【通常枠】 中小企業者等、中堅企業等ともに

[従業員数20人以下]100万円~2,000万円

[従業員数21~50人]100万円~4,000万円

[従業員数51人~100人]100万円~6,000万円

[従業員数101人以上]100万円~8,000万円

 


【大規模賃金引上枠】 中小企業者等、中堅企業等ともに

[従業員数101人以上]8,000万円超~1億円

 


【回復・再生応援枠】 中小企業者等、中堅企業等ともに

[従業員数5人以下]100 万円 ~ 500 万円

[従業員数6~20人]100 万円 ~ 1,000 万円

[従業員数21人以上]100万円 ~ 1,500万円

 


【最低賃金枠】中小企業者等、中堅企業等ともに

[従業員数5人以下]100 万円 ~ 500 万円

[従業員数6~20人]100 万円 ~ 1,000 万円

[従業員数21人以上]100万円 ~ 1,500万円


【グリーン成長枠】

中小企業者等:100万円~1億円

中堅企業等 :100万円~1.5億円

 


*第6回 申請締切日 令和5年6月30日*

 

 


③【小規模事業者持続化補助金】

小規模事業者等が今後複数年にわたり
相次いで直面する制度変更等に対応するために
取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、
地域の雇用や産業を支える
小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とします。
本補助金事業は、
持続的な経営に向けた経営計画に基づく、地道な販路開拓等の取組や、
その取組と併せて行う業務効率化(生産性向上)の取組を支援するため、
それに要する経 費の一部を補助するものです。


【補助上限】

[通常枠] 50万円

[賃金引上げ枠] 200万円

[卒業枠] 200万円

[後継者支援枠] 200万円

[創業枠] 200 万円

[インボイス枠] 100万円

【補 助 率】
2/3
(賃金引上げ枠のうち赤字事業者については3/4)

【対象経費】
機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、
展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談会 等を含む)、
旅費、開発費、資料購入費、雑役務費、借料、
設備処分費、委託・外注費  

 

*第8回 申請締切日 令和4年6月3日(金)17時*

 


④【働き方改革推進支援助成金】

生産性を向上させ、時間外労働の削減、
年次有給休暇や特別休暇の促進に向けた環境整備に
取り組む中小企業事業主の皆さまを支援するものです。


【取組例】
労務管理担当者に対する研修・労働者に対する研修、周知・啓発

・外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士など) によるコンサルティング

・就業規則・労使協定等の作成・変更・人材確保に向けた取組・労務管理用ソフトウェアの導入・更新・労務管理用機器の導入・更新・デジタル式運行記録計(デジタコ)の導入・更新・労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新(小売業のPOS装置、自動車修理業の自動車リフト、運送業の洗車機など)


【補助率】  3/4


【補助上限額】  25~250万円


*申請締切日 令和4年11月30日(金)*

 

 


⑤【業務改善助成金】

 新型コロナウイルス感染症の影響により、
 「売上高または生産量等を示す指標の令和3年4月から同年12月までの間の
 連続した任意の3か月間の平均値」が、前年または前々年同期に比べ、
 30%以上減少している事業者


【取組例】
新たな機器の導入、労務管理用機器やソフトウエア、
外部コンサルティングの実施、人材教育、広告宣伝費、
汎用事務機器、机、椅子の増設等


【補助率】  4分の3


【補助上限額】 30~600万円


*申請締切日 令和4年11月30日(水)*

 

 


⑥【キャリアアップ助成金】

 キャリアアップ助成金は、非正規雇用労働者のキャリアアップを後押しするため、正社員化、処遇改善の取り組んだ事業主に対して助成金を支給する助成金です。


【助成額】 57~72万円/一人あたり


*申請締切日 令和5年3月31日(金)*


※ご注意※
キャリアアップ助成金は通年で申請できますが、審査が厳しくなっており、これまで通りに申請しても不支給となるケースが多々発生しております。
申請に関しては、社会保険労務士等の専門家に相談することをおすすめします。

 

 


今回は以上になります。

お読みいただきましてありがとうございました。

 

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